PROJECT
築80年〜築100年の空き家になった町家を人の集まる場所に。
そこで私たちが大切にしたのは"古き佳き素材は活かしながら、
新しい素材と融合させ、よりいいものに作り上げる"ことです。
リノベーション(修復、革新、刷新)という言葉の通り、ただ古くなったり不要になったものを
修復するだけではなく、建物の歴史と長所を大切にしながら、必要な箇所に新たなエッセンスを加える
ことで、
建物の価値を一層高めます。そこに暮らす方、働く方が居心地のよい空間であるように、
と思い設定を行い、歴史を語るこの町家を取り壊さず、京都の風情を残して改装致しました。
ROJI
路地



STORY
築80年〜築100年の空き家になった町家。 町家の息づかいを感じられる、時代にあう心地よい空間へ生まれ変わりました。
RESTAURANT
レストラン



STORY
築100年の歴史を大切にした町家フレンチレストラン『髙須賀』。古いものを洗い、直し、補修し、移築し。また、新しいものには古さを加えてから使用しました。
HOUSE
住まい(元モデルハウス)



STORY
古き良き素材は活かしながら、新しい素材と融合させた最新の建築。心地よい暮らしを考えた和モダンな一軒家になりました。
POLICY
建物のこだわり


残すべき佳きものはきれいにして使う
美しい幾何学模様の飾り商事や飾りガラスは一度外して丁寧に洗いそのまま使用しました 部屋のポイントの一つとなっています。


年代に合う素材を使用する
何気なく使われている扉の中には、実は他の古い物件から調達してきたものもあります。アンティーク調を大切にしたい際にとる手法です。 右下のこの壁は和紙に一枚一枚て仕事で漆を塗り表情をつけた壁紙を使用して建築と融合させました。


既存の概念にとらわれない
天井に使用しているのは床で使ったフローリングです。フローリングと共通の木材を使用し部屋の統一感を出しています。 重厚な質感の木地と節の風合いのバランスが美しいアンティークフローリングです。